テレ朝ワイドスクランブルで特集、点検商法・保険金で修理トラブル急増。業者の見極め方。

石川 潤
石川 潤
  • 点検商法。この悪徳商法が流行り、一般の方に周知されて久しいですが、近年保険を絡めた新たな手口で消費者被害が増加しています。業者をどのように見極めればいいのでしょうか。先日テレビ朝日ワイドスクランブルで特集が組まれていたのでこれを紹介、解説致します。

いわゆる「点検商法」とはどのようなものか。

突然家を訪問して住宅を点検し、欠陥を指摘して言葉巧みに不要な修繕工事を持ちかけて高額な工事契約をさせるというのが点検商法です。

 

国民生活センターによると相談件数はこの十年増加傾向。

近年大きな台風や長雨、突風、地震など異常気象や天災が多発していることが関係しているようです。

屋根、雨樋、外壁、床下、雨水枡、排水枡など一般の方が容易に目にすることができない箇所についての相談が多く、相談の8割以上が60歳以上の方とのこと。

高齢者の場合、家を購入してからだいぶ年月が経過し家が老朽化してきているため狙われやすく、リアイアされて日中ご在宅にいることも多いため声をかけやすいようです。

番組では事例として次のものが紹介されていました。

 

事例1

隣の家で屋根工事があり、数日で工事は終了。

すると工事業者が訪ねてきて屋根が傷んでいるのですぐに直した方がいいと屋根の写真を見せながら言ってきた。

いつも頼んでいる業者がいるのでと伝えると逃げるように帰って行った。

後日、いつもの業者に見てもらうと特に異常はなく直す必要は無いと言われた。

 

引っかかってしまいやすいポイントはこれです。

・近所で工事

・写真を見せる

・不安をあおる言葉(屋根が傷んでいます)

・契約を急がせる(すぐに直した方がいい)

 

ご近所の方が工事していると信頼できるのかもと思ってしまいがちですし、写真を見せられたら自分の家の屋根だと思ってしまいます。

また、このままだとすぐに大変なことになるなんて言われたらすくに直さないといけないと焦ってしまいます。

点検商法に加えて、注意しなければいけないのが「保険金」という言葉。

番組では悪徳業者の勧誘フレーズとして「保険金」という言葉を上げていました。

火災や地震などの災害で被害を受けた際に保険金が支払われる損害保険などを悪用して工事の勧誘をしてくる業者がいるので注意が必要とのこと。

保険金を絡めた事例として次のものが紹介されていました。

 

事例2

ある日業者が訪ねてきて雨樋が歪んでいます。保険金で修復できますよ提案。

家主は50万円で工事を契約し、保険会社に請求。

しかし保険会社から支払われたのは20万円。

30万円は自己負担になるので一度工事契約を解除したいと申し出たところ、今すぐ保険金の30%の6万円を違約金として支払いを請求された。

申込時に承諾していると強い口調で支払いを求められた。

 

引っかかってしまいやすいポイントはこれです。

・保険金がおりるので自己負担なく工事ができると思わせる

・保険金は必ずおりるとは限らない

 

保険金がおりるのは災害の被害部分についてのみで、経年劣化の部分の修理については保険金はおりません。

災害による破損と判断されなければ保険金はおりませんし、保険金がおりたとしても必ずしも修理金額全額がまかなえるとは限りません。

また自己負担がないと説明されるので少し高額に思えても契約してしまいがちです。

業者はその心理をついて工事金額を高めに設定してます。

そして工事をすれば保険金がおりようがおりまいが工事代金全額を請求してきますし、保険金が足りなくて解約しようとすると高額の違約金や手数料を請求してきます。

ご自身が業者を呼んだのではなく、突然訪問してきて契約した場合にはクーリングオフの対象となります。

点検商法の恐ろしいところは次々に修理を持ちかけられるところ。

さらに点検商法の恐ろしいところは、一つ契約してしまうと次々に契約を迫られ、総額として多額の契約をさせられてしまうことです。

最初はそれほど高額でない工事と思って契約したのに最終的には当初の10倍以上の金額の契約になっていたなんてことも。

そのような事例として次のものが紹介されていました。

 

事例3

女性が無料点検するので床下を見せて欲しいと訪問。

タダだったらいいかと床下を見せると床下の点検業者を手配して帰っていった。

後日来た点検業者が湿気がひどく換気口の木枠が腐っていると言われ15万円の補強工事を契約。

工事の日に工事した業者から他の場所もカビが生えているので、全面に調湿剤をまいた方がいいと言われ85万円の追加工事を契約させられた。

さらにその後も水道管も、トイレも、と次々に工事をすることになり総額175万円の工事契約をされられてしまった。

 

引っかかってしまいやすいポイントはこれです。

・一度契約してしまうと断りにくくなってしまう。

 

一度工事をお願いしてしまうと心情的に追加の工事を断りにくくなってしまいます。

業者はそういう心情をついて、高額の追加工事を次々に提案してきます。

また、本当は不要な工事や高額の工事を契約する顧客の情報は、悪徳業者間で名簿のようにして出回ったりすることもあるそうです。

なのでたとえ一つの業者に対しては大きな工事をしなかったとしても、他の悪徳工事業者に狙われる場合もあるとのこと。

悪徳業者から家を守るためにはこんな言葉に気をつけよう。悪徳業者の見極め方。

番組では悪徳業者の見極め方として、こんな言葉を言ってきたら要注意と次のものを紹介。

 

無料点検や「キャンペーン」と言ってくる

・不安をあおるような言葉を投げかけてくる

「今なら安くする」などと契約を急がせる

保険でまかなえるといった言葉を使ってくる

このような言葉を使ってきて、ちょっと怪しいなと思ったら

他の業者も見て判断しますと伝えることが効果的とのこと。

悪徳業者をひるませる有効なフレーズだそうです。

こう言ってその場では契約しないようにしましょう。

悪徳業者はその日のうちに契約を結ばせることが多いので、断ってもしつこく言ってくるようであれば怪しいと判断した方がいいとも説明していました。

そしてセカンドオピニオンとして信頼できる他の業者に点検や見積もりを依頼して確認しましょう。

もしも契約してしまった場合にはクーリングオフ制度を利用する。

クーリングオフにより、契約した日から8日以内であれば契約の解除が可能です。

この場合、違約金や手数料を支払う必要はありません。

 

8日以上経過してしまっていたとしても、書類の不備業者の対応にウソがあった場合は契約が解除できる場合があります。

クーリングオフの方法や条件についてはこちら。

 

番組では以下のようにまとめていました。

・とにかく諦めずに国民生活センターや消費者センター、法律家などに相談すれば何からの解決の糸口が見つかる可能性がある。

・また、騙されないようにするためには屋根や外壁でもできるところはご自分でも日頃からチェックするようにする。

・「無料点検」がトラブルのきっかけになっていることも多く、無料で来た業者は何とかそこで契約させようとして、あろうが無かろうが不具合があると言っている可能性も否定できない。

 

とにかく困ったときは消費者ホットラインへ相談しましょう。

番号は全国共通188番です。

 

以上が番組での特集でした。

悪徳業者に騙されないよう自分でも屋根をチェックしつつ、信頼できる業者を探しておく。

点検商法などの悪徳業者に騙されないようにするためには、日頃から屋根や雨樋を気にかけておくことが大切です。

これは詐欺被害を防止できるだけでなく、屋根にかかる費用を抑えることにもつながります。

屋根材や雨樋が割れたり、ズレたり、外れたりしていないか、梅雨や台風、大雪の前後に見上げてみましょう。

そして、気になるところは信頼のできる業者に点検してもらいましょう。

屋根や雨樋を日頃から点検する理由、信頼できる業者の探し方についてはこちら。

台風や雨漏り前に屋根点検して信頼できる修理業者を探しておこう。

 

また、ちゃんとした業者が屋根工事したらどれくらいの価格でできるのか、屋根工事の詐欺の手口、被害に遭いそうになった・被害に遭ったらどうすればいいか、などについて、屋根屋・警察・弁護士が語り、落語家がわかりやすく伝えるセミナーが開催されます。

無料ですのでお近くの方は是非。

セミナーの情報についてはこちら

 

 

クーリングオフの方法についてはこちら。

はがき1枚送るだけ。訪問販売の契約解除『クーリングオフ』の3手順

 

・屋根についてこんなことを言われた

・こんな状態だけど大丈夫か

・工事方法や金額は適正なのか

などなど、屋根についてのご相談がございましたら遠慮なくこちらからどうぞ。

 

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Jun

【目標】今年はダイエットするなんて言わない
【趣味】バラ栽培
【最近】太った?
【一言】もう9月。

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